2021.11.08 Monday

【中国】廃墟となったマイホーム(鬼城)

コロナ渦からいち早く復活を遂げた中国。中国ではその大きな要因として各地で行われている不動産開発である。しかし、一度も住むことなく開発が止まってしまい廃墟となっているマンション群が少なくない。このよう物件のことを鬼城と呼ぶらしい。
ようやく手にいれたマイホームが鬼城になり途方に暮れる人々。このような廃墟が増え続けるのか、背景として見えてきたのが加熱する不動産市場と開発をめぐる歪んだ構図です。地方政府の一部の役人と開発業者との贈収賄のようだ。

武漢の江南地区に2棟の高層マンションが建っています。その名は江南世家で32階建てで総戸数は263ありますが6年前に工事がストップしたままで未完成のまま放置されました。200人近くがマンションを購入し支払いを済ませていました。水道も電気も通っていないマンションに仕方がないから住んでいるという。水は自力でバケツで運んでいる。電気は通っていないが住民でお金を出し合いエレベーターだけは動くようにしているという。

完成前にマンションを買って鬼城になって苦しむ住民。マンションを買い急ぐ背景には不動産の加熱がある。中国ではここ20年不動産価格は上がり続けている。また開発業者はマンションの完成後より完成前の価格を安く設定し買い急ぐよう人々をあおりました。
中国では家を買ってから結婚するのが常識らしい。その結果、家を買い急ぐ傾向にあるらしい。

いたるところに鬼城が出現する中国、地方政府は厳しく取り締まるどころか大きく関わっています。社会主義国の中国では都市の土地は全て国有です。実際に管理しているのは各地の地方政府です。開発業者は地方政府から土地の使用権を購入します。期間は住宅の場合70年と定められている。しかしながら事実上、土地の売買が行われている。
地方政府の役人は言う。元々開発業者の資金不足により多くの鬼城が生まれている。地方政府は2つの理由から開発業者に土地を売ろうとします。まず、そんな物件であっても売れさえすれば土地代が得られます。つまり地方政府の実績になるという。もうひとつは、一部の役人と開発業者との不透明な関係、ゆまり贈収賄の関係である。
問題の根源は地方政府の土地売買にあり多いに反省すべきだと言う。

もう20年も前の話だが中国に仕事で行った時に地元の人から聞いた話である。地方役人は高速道路に勝手に料金所を作って懐を肥やしている。

おかしな国だと昔から思う。

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